小数・分数から億・序数まで!フランス語数字の発音読み方一覧と覚え方

フランス語の数字の発音(読み方)と書き方は不思議で難しいです。

「なぜ17以上は16までと言い方が変わるんだ...orz」

「なんで21とか31とか1の位が1の時だけetで繋ぐんだ…」

「なんで70以上は60+10、20×4って急に20進法になるの?不思議…」

と最初は覚えられずに悲しくなってきますが(笑)、慣れれば大丈夫です。いや、大丈夫になるまでやりましょう!笑

さて、なぜぜフランス語の数字がこんな数え方になっているのか?その理由は諸説ありますが、実はいまだに分かっていないそうです。これは日本人だけでなく皆不思議に思っているようで、海外の掲示板でもwhy?という書き込みがいくつも見つかります。

http://math.stackexchange.com/questions/391240/why-do-the-french-count-so-strangely

http://www.funtrivia.com/askft/Question65327.html

 国内外問わずよく語られている説としては、

 

・ルイ王朝が変えた説

  ⇒ルイ14世?が60歳を超えるのがひどく嫌っていたために60以上の数字を使う事を禁止した、言語の整備を行った際に変わった、など 

・言語や人種的的ルーツがある説

  ⇒ノルマン人やケルト人は20進法で数を数えていた、ラテン語、ガリア語、ケルト語などの言語が混ざってこういう言い方になった、など

・元々20進法だったが途中から10進法に変わって、でも70以上はなぜかそのまま残ったという説

 

などがあります。

また同時に、「別にそんな数え方の言語は他にもあるし、フランス語が特別難しいわけではない」という意見もあります。スペイン語も15までと16以降は数え方が違いますし、デンマーク語の方が難しいのでは、という人もいるでしょう。そんな中でフランス語にばかり話題が集まるのは、それだけフランス語が国際的な言語として認識され使われている証左だと言えます。

 

さて、前置きが長くなりましたが、以下より数字の数え方について記します。便宜上「R」の発音は「ル」、「R」の付く発音は「ラ行」で記しましたが、実際には水無しでうがいをしようとした時に出るような音になります。

 

数字の書き方と発音

0~10

0: zéro(ゼロ)

1: un/une(アン/ユヌ) 

2: deux(ドゥ) 

3: trois(トロワ)

4: quatre (カトル) 

5: cinq (サンク)

6: six (シス) 

7: sept (セット) 

8: huit (ユウィット)

9: neuf (ヌフ) 

10: dix (ディス)

 

いかがでしたでしょうか?ここまでは特に変な規則も無く、それぞれが固有の名前を持っていますので、比較的簡単に覚えられると思います。

0から10までがすべての基本となりますので、実はここまで覚えれば、数字を覚えるまでの3分の1は終わったと言えると思います。おめでとうございます!

 

11~20

11 : onze (オンズ)

12 : douze (ドウズ)

13 : treize(トレーズ)

14 : quatorze(カトールズ)

15 : quinze(ケンズ)

16 : seize (セーズ)

17 : dix-sept (ディセット)

18 : dix-huit (ディジュウィット)

19 : dix-neuf (ディズヌフ)

20 : vingt (ヴァン)

 

0から10までに引き続き、11から16までは固有の名前を持っていて、かつ規則正しく語尾に「ze」と付きますので、比較的覚えやすいと思います。そして、17から19は「10+●」という形に変わります。

 

21~60 

21 : vingt et un (ヴァンテアン)

22 : vingt-deux (ヴァン(ト)ドゥ)

23 : vingt-trois (ヴァン(ト)トロワ)

24 : vingt-quatre (ヴァン(ト)カトル)

25 : vingt-cinq (ヴァン(ト)サンク)

26 : vingt-six (ヴァン(ト)シス)

27 : vingt-sept (ヴァン(ト)セット)

28 : vingt-huit (ヴァントュウィット)

29: vingt-neuf (ヴァン(ト)ヌフ)

30 : trente (トラント)

40 : quarante (カラント)

50 : cinquante (サンカント)

60: soixante (ソワサント)

 

21、31、41と1の位が1の時は、20 et 1、30 et 1というようにetで数字を繋ぎます。それ以外の2-9までは、ハイフン(ちなみにフランス語で「trait d'union」と言います。traitが線、unionが結合なので、直訳すると結合線という意味になりますね)で繋ぎます。

 

70~100

70 : soixante-dix (ソワサントディス)

80 : quatre-vingts (カトルヴァン)

90 : quatre-vingt-dix (カトルヴァンディス)

100 : cent (ソン)

 

70からは、なぜかseptanteやhuitanteのようには言わず、60+10、20×4といった言い方になります。(なお余談ですが、スイスとベルギーなどでは、本当にseptanteやhuitanteと言うようです。)

 

200~1,000

200 :deux cents  ドゥソ(サ)ン

300 :trois cents トロワソン

400 :quatre cents カトルソン

500 :cinq cents サンソン

600 :six cents シソン

700 :sept cents セットソン

800 :huit cents ウィソン

900 :neuf cents ヌフサン

1000 :mille ミル

 

1から9を覚えていれば、ここは簡単ですね。

 

10,000以上

10,000 :dix milles ディミル

100,000 :cent milles  ソンミル

1,000,000 :million  ミリヨン

10,000,000 :dix million  ディミリヨン

100,000,000 : cent million  ソンミリヨン

1,000,000,000 :milliard  ミリヤール

1,000,000,000,000 :billion または mille milliards  ビリヨン または ミルミリヤー

 

ここまで覚えれば整数はバッチリですね!

 

小数の書き方と発音

0,1 zéro virgule un ゼロ ヴィルギュル アン

0,02 zéro virgule zéro deux

 

ここで一つ注意です!フランス語では、小数点はドット(. フランス語でpoint)ではなく、カンマ(, virgule)を使います。

 

序数詞の書き方と発音

1番目: le premier/la première プレミエー プレミエール

2番目: le/la deuxième ドゥズィエーム

3番目: le/la troisième トロワジエーム

4番目: le/la quatrième カトリエーム

5番目: le/la cinquième サンキエーム

6番目: le/la sixième スィズィエーム

7番目: le/la septième セティエーム

8番目: le/la huitième ユイティエーム

9番目: le/la neuvième ヌヴィエーム

10番目: le/la dixième ディズィエーム

 

le は男性名詞、la は女性名詞が付く場合に使います。

(例)C'est la première fois. foisが女性名詞のため、laを使います。

ここで注意!9番目は、neu"v"ièmeです。

 

分数の書き方と発音

1/2 :un demi  アン デミ

1/3 :un tiers  アン ティエール

1/4 :un quart  アン カール

1/5 un cinquième アン サンキエーム

1/6 un sixième アン スィジエーム

1/7 un septième アン セッティエーム

1/8 un huitième アン ウィティエーム

1/9 un neuvième アン ヌヴィエーム

1/10 un dixième アン ディジエーム

1/100 un centième アン ソンティエーム

 

1/2から1/4までは固有の名前があり、それ以降は序数詞を使います。

 

倍数の書き方と発音

2倍: double ドゥブル

3倍: triple トゥリプル

4倍: quadruple カドルプル

5倍: quintuple カントュプル

6倍: sextuple セクステュプル

7倍: septuple セプテュプル

8倍: octuple オクテュプル

9倍:  nonuple ノニュプル

10倍: décuple デクプル

100倍: centuple サンテュプル

 

上記とは別に、deux fois、trois fois、というように、数字+foisという言い方もできます。

 

年代の書き方と発音

les années 1980:  レザネ ミルヌフサン カトルヴァン 1980年代

 

というように記します。

 

年齢の書き方と発音

1歳 un an アナン

2歳 deux ans ドゥザン

3歳 trois ans トロワザン

9歳 neuf ans ヌヴァン

 

上記のように、リエゾンをします。また、9は、anとheureの前にある時だけ「ヌヴ」という発音になります。

 

いかがでしたでしょうか?この記事が少しでもフランス語の理解に繋がりましたら誠に幸いです。

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